なぜか胃の部分に不快な症状が出る-でも、医師の診察を受けて胃カメラを飲んでも異常なし…

脂っこいものをたくさん食べたり、飲み会などでお酒を大量に飲んだ翌朝に、胃の付近がもたれることがありますが、これはきちんとした原因がもとで胃酸過多や胃炎を発症させていることが明らかです。

ですが、中には食事や飲酒になにも問題がなくても胃の不調を訴える人がいます。

このような人は他にがんや潰瘍が見られなければ、「機能性胃腸症」である可能性があります。(参考:ストレスで胃が血流障害に陥る!?うつ病による吐き気の原因とは)

機能性胃腸症の特徴や原因は?-機能性胃腸症は難病と言っても良いかもしれない

現在のところまだ医学的な根拠ははっきりと分かっていませんが、精神的なストレス仕事や家事などで蓄積された過労が疑われています。

実は機能性胃腸症という症状はここ最近いわれるようになったもので、以前は「慢性胃炎」という病名が使われていました。

胃が本来の位置ではなく、骨盤の方まで垂れ下がってしまう、胃下垂や胃アトニーも慢性胃炎にあてはめられていましたが、胃炎を伴う訳ではないため、現在では慢性胃炎から切り離されて機能性胃腸症と呼ばれるようになっています。

よって、胃下垂や胃アトニーの原因や対処法があてはまることになります。

胃は精神的な症状があらわれやすい臓器と知られており、緊張状態が続くと、食事をとっても胃が広がってくれない、逆に収縮してくれないなどの症状が出ます。

この胃の機能低下が、早期満腹感や胃のもたれ、胃の痛みに繋がるのが原因です。(参考:吐き気を伴う頭痛の原因はストレスにあった!)

機能性胃腸症の上手な対処法とは何なんでしょうか?

身体的な過労が原因である場合には、身体がだるいなどのはっきりとした自覚症状があることが多いため、まずは仕事や家事などの身体を酷使していることの時間を減らし、ゆっくりと休息をとることが大切です。

身体全体のだるさでなくても、パソコンなどの目を酷使する作業を長時間行うと、目が充血したり、頭痛がするなどの眼精疲労を起こしやすくなります。

この場合にも1時間ごとの休憩をとるなどして、パソコン画面から離れるようにします。

精神的なストレスは自覚がない場合も多く、機能性胃腸症の原因であるのに気づかないことが多々ありますが、食事や飲酒に問題がなく、身体も疲れていないのであれば、ストレスが原因と疑い、自分の生活や行動を見直すようにしてください。

他にも規則正しい食事、消化のよいものを取り入れる、よく噛んでゆっくりと食べることに努めましょう。

十分な睡眠や趣味を持つのも効果があります。

また、胃の不快感を感じた時には他の病気が隠されていることも考慮し、まずは病院で診断を受けるようにしましょう。(参考:吐き気・めまいを伴う頭痛が起こったら)