商品名で、「アセトアミノフェン」を主成分とする解熱鎮痛薬ですが、副作用が少なく、座薬などで赤ちゃんの解熱剤や子供にも使われることが多い鎮痛剤の一つです。

頭痛の他、歯痛、生理痛などにも処方されることがあり、ロキソニンやポンタール、ボルタレンが使えない人などにも出されることがあります。

妊婦にも使われることがありますが、きちんと医師の診断と指示に従って使用するのが絶対条件です。(参考:臨月の体調管理方法を知っておこう! ~頭痛・貧血・妊娠中毒症~)

痛いからといって自己判断で勝手に服用するのは避けましょう。

妊娠中(妊婦さん)には使えないけれども、カロナールの良いところとは?

やはり安全性が高いことと、中枢神経に作用するので、痛みを感じるストレスを軽減する効果もあります。

他に同じような成分の副作用の少ない薬として「タイレノール」というものもあります。

しかし、痛みが軽くなる作用が弱いので、リウマチなどの強い痛みを発症する場合には効果がないため使用が避けられます。

カロナールに副作用があることをご存知ですか?妊娠中の妊婦さんが飲むと、胎児に悪影響が及ぶことも

いくら妊婦に使用して良くても、妊娠後期の妊婦には非常に危険性があります

なぜなら、近年の研究結果でこの薬は胎児の動脈管を収縮させてしまう「新生児遷延性高血圧症」を発症する可能性が出てきたのです。

この病気はほかの鎮痛剤でも引き起こす可能性があり、研究が進められています。

そのため、出産予定日の12週前の妊婦、妊娠8か月以降の妊婦には処方されないようになってきました。

加えて、妊娠後期だけでなく、赤ちゃんの体を作る大事な時期の妊娠初期も、なるべく使用を控えるようにすることが提唱されています。

 どうしても頭が痛い!妊娠中の妊婦さんが頭痛で困ったら、どうしたらいい?

自分で判断するのではなく、やはりここはかかりつけのお医者さんに相談しましょう。

産婦人科なら、内科や大きな病院と提携してくれるところがいいでしょう。

誰かに話すことで楽になり、それで頭痛が軽減することもあるかもしれません。

一人で抱え込まず、相談するのが良い方法と言えるでしょう。

確かに、痛みがあるという状態は辛いものです。

薬の手放せない、偏頭痛持ちの妊婦さんにとって鎮痛剤は藁をもすがる思いでしょう。

しかし、妊娠初期からここまで頑張ってお腹で育てた赤ちゃんが、薬の服用のために病気になってしまったら、お母さんであるご自身が一番後悔されることでしょう。(参考:妊婦さんの風邪は結構要注意。妊娠中の風邪で注意すべき2つのポイントとは)

栄養バランスのとれた食事、適度な運動、体調管理など、頭痛の原因となる要素をなるべく取り除き出産向けて準備していきたいものです。