緊張性頭痛が起こる原因は、首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することだと考えられています。

筋肉が緊張すると、筋肉の中の血流が悪くなり、乳酸やピルビン酸といった老廃物が溜まります。

するとそれが周りの神経を刺激して、締め付けられるような痛みが生じます。

また、精神的なストレスによっても起こることがあります。

これは、神経の緊張が常に起こることにより、脳の機能である「痛みのコントロール」がうまくいかなくなるからです。

なので、筋肉が緊張していない状態でも常に頭痛が起こるようになります。

対処方法としては、体を動かして筋肉をほぐしたり、マッサージや入浴によって血行を促す、などが対策となります。

精神的な症状に対する対処法としては、頭痛が始まったら早めにストレス解消に努めることが大切です。

ストレスの原因となっている対象から離れるようにしたり、場所を変えてみるなどして、気分転換に努めましょう。

(参考:鎮痛剤だけじゃない!緊張性頭痛の対処法覚えておきたい!緊張性頭痛の特徴と対処法

カフェインはなぜ緊張性頭痛には効かないの?悩んでいる人へ。

カフェインの効用のひとつとして、「鎮痛作用」があると言われています。

なので、頭痛に対して痛みの緩和に役立つのではないかと言われることがあります。

確かにカフェインには鎮痛作用が期待できるかもしれませんが、緊張性頭痛の原因は「血流が悪くなること」が主です。

これに対してカフェインは、鎮痛作用だけではなく「血管収縮作用」も持ち合わせているため、摂取しても緩和効果は期待できないということです。

どちらが強く作用するかについては個人差があるのではっきり言えませんが、緊張性頭痛を改善するのは難しいというのが結論です。

完全に効かないというよりは、摂取しても期待しているような効果は得られない、というレベルです。

どんな頭痛ならばカフェインが適しているの?緊張性頭痛以外の頭痛で効くものがあるんです!

偏頭痛は脳の血管が急激に拡張して起こるので、これに対してはカフェインの効果が期待できる可能性があります。

脳の血管が拡張されると、三叉(さんさ)神経を刺激して、その刺激でさらに炎症物質が放出されます。

これがさらに血管を拡張させて、偏頭痛の痛みを増加させます。

偏頭痛に対しては、血管収縮作用と鎮痛作用のダブル効果で、痛みを緩和できる可能性があります。

摂取の仕方としては、コーヒー、紅茶、日本茶などを、痛みの早期に摂取すると良いです。

(参考:食卓をチェック!頭痛を引き起こす食べ物・予防する食べ物

ただし、毎日にように摂取し続けていると逆に血管が収縮しすぎて違う種類の頭痛が起こる原因になるので、注意しましょう。