基本的に風邪やインフルエンザなどの病気にかかれば、頭痛がしたり、嘔吐しそうになるなどの症状が出ます。

子供はまだ身体の抵抗力が強くはありませんので、風邪やインフルエンザにかかる可能性が高いです。(参考:微熱の症状も伴うインフルエンザ – 感染経路から予防・治療まで)

この場合の不快な症状に関しては、高熱が原因ですので、病気が治れば自然と症状もなくなります。

ですが、中には熱がある訳でもないのに、不快な症状に悩まされる子供がいるのも事実です。

熱がないのに頭痛や吐き気を子供が訴える原因は大きく分けて2つ

熱がないのに突然不快感が出る原因として、「片頭痛(偏頭痛)」と「自家中毒」があります。

片頭痛(偏頭痛)に関しては大人で特に女性が発症する場合がよくみられる、ポピュラーなものですが、幼い子供であっても、この症状が出ることは割と珍しくありません。(参考:頭の片側のみが痛くなる偏頭痛の原因と対処法:暖めるのは逆効果!?)

脳内のセロトニンの量の変化に対応できず、頭の痛さよりも胃や腸のあたりに影響が出やすく、吐き気の他、お腹の痛みや下痢などをすることが多いのが特徴です。

自家中毒はあまり聞き慣れない病気ですが、自律神経が関係するものだとされています。

何らかの原因で身体に毒素がたまってしまい、嘔吐したくなったり、だるさを感じますが、頭の痛さよりも特に吐き気の不快感が強くあらわれやすくなります。(参考:頭痛に加え吐き気などの症状が起こった時には)

熱が無いなら解熱剤飲ませても意味ないし…子供の頭痛や吐き気にどのように対処すべきか

頭の痛みが出たのなら、日の光が入り込まないような薄暗い部屋で横にさせて、安静にします。

市販の鎮痛剤は15歳未満に服用させてはならないものが存在しますので、安易に与えないようにしてください。

コーヒーやチョコレートなどの刺激物を控えることも大切です。

片頭痛(偏頭痛)、自家中毒共に、精神的なストレスであるとされていますので、ストレスから解放させてやることが、最も適した対処法です。

但し、片側の頭の痛みに関しては、夜更かしなどからくる睡眠不足や寝過ぎ、生活習慣の乱れ、テレビゲームのやりすぎなどで発症しているケースがありますから、子供をじっくりと観察することから始めてみましょう。

不規則な生活なら、早寝早起きを促してあげると効果があります。

テレビゲームなどは遊ぶ時間を守らせたり、自分の部屋ではやらせないような工夫がおすすめです。

判断が難しい精神的なストレスに関しても、何か悩みがないか、顔の表情などを見て観察してみましょう。

しかし、問い詰めるのは逆に相手が心を閉ざしてしまう恐れがあります。(参考:知っておきたい偏頭痛(片頭痛)の特徴・症状・原因まとめ)

子供が相談をしやすいような雰囲気を保つことも、親としての役割です。

改善が見込めないなら、病院で診てもらいましょう。