日常生活を送っていると、風邪をひいてもいないのに頭痛や微熱が起こり、それが長引くことがあります。

このような状態になる原因としてまず考えられるのが、副鼻腔炎(蓄膿症)です。

副鼻腔炎はその名の通り、鼻の副鼻腔と呼ばれる部分で起きる炎症で、症状が慢性化して膿が副鼻腔内に貯まるようになった場合は蓄膿症とも呼ばれます。

副鼻腔炎自体は通常の鼻炎によってもたらされることが多いですが、アレルギー性鼻炎や扁桃炎など、風邪以外の症状でも起こることがあります。(参考:おでこの頭痛、副鼻腔炎かもしれません)

頭が痛くなる症状が続いていて、なおかつ鼻がつまっていたり、咳が止まらないといった症状がでている場合は、副鼻腔炎の可能性があるので、耳鼻科がある医療機関へ行って医師の診察を受けましょう。

冬の寒い時期に微熱や頭痛が長引いている場合は、インフルエンザの可能性を疑おう

冬場の寒くて空気が乾燥する時期は毎年インフルエンザが流行し、多くの患者が病院で治療を受けています。

インフルエンザは38度を超える急激な発熱と筋肉痛が起きることで知られていますが、発熱と筋肉痛の程度は感染したインフルエンザウイルスの種類によって異なっており、中には通常より少し熱が高い程度であっても、その熱が長期間続いていたため病院で医師に診てもらったところ、インフルエンザに感染していることが判明したというケースもあります。

冬場に筋肉痛を伴うほどの高熱が出たら、はっきりとインフルエンザウイルスの感染を疑うことができますが、熱が高くならなかった場合であっても油断は禁物なので、身体の変調を感じた段階で病院に行って診察を受けるようにしましょう。(参考:微熱の症状も伴うインフルエンザ – 感染経路から予防・治療まで熱が出ない!?隠れインフルエンザに注意!)

重大な病気の症状として微熱や頭痛が起こっている可能性もある

体温が平熱より少し高かかったり、頭の痛みを感じることがあるケースは、副鼻腔炎やインフルエンザだけではありません。

稀に重大な病気の症状の一つとして、その症状が出ていることがあります。

例えば、頭痛脳卒中脳腫瘍髄膜炎など、脳やその周辺の組織で起こる疾病の症状としてあらわれることがあります。

また、微熱肺結核肝臓病腎臓病などの症状としてあらわれることがあるほか、女性の場合は妊娠したての時期生理前・生理中の時期など、平常より高い体温になる時期がしばしばおとずれます。

微熱や頭痛だからといって軽い気持ちで考えずに、症状がなかなかおさまらないのであれば、すみやかに病院に行って医師に原因をつきとめてもらうようにしましょう。(参考:こめかみが痛い!こめかみに痛みを感じる2つの頭痛:それぞれの原因と対処法)